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2008-06-16(Mon)

神様の用意してくれた場所

 神様の用意してくれた場所3~いつかの少年~購入。


 毎度の事ながら和みますねぇ…。
 同時購入しているかむなぎ5やゾアハンター4とは一線を画す和み系です(そもそも物語の方向性が違う)


 紹介とか。

 著:矢崎在美

 ぶたぶたシリーズが有名な作者さんの送る、ちょっと不思議な事件簿。

 主人公は、社会人生活一年目の池沢香絵。
 どうやら高卒らしく、3の時点で19歳。
 高校を卒業してやっと「高校生?」と問われるような小柄で童顔の女の子。
 探偵事務所で事務・雑用を一手に引き受けるアルバイトに就いているのですが、実はこの子、不思議なものに縁があるという特殊体質。
 話が進むにつれ、事務所に不思議な依頼が舞い込む事が増え、人使いの荒い社長に、雑用バイトなのに仕事を担当させられたりする不憫な子。
 社長曰く、「若いのに聞き上手」。

 請け負った事件は大抵四方円く収まり、同じ探偵業でも死を呼ぶ名探偵としか思えない連中に、爪の垢でも煎じて飲ませたい程。

 不思議な出来事の存在を普通に受け入れており、状況に対する順応性は高い。
 また、事件(?)解決のために行動を惜しまない性格に転向した(昔は近付かないようにしていたらしい)。

 全体的に見れば、優しさの中にちょっとしたズルさも持つ、等身大の主人公。
 「自分では掃除も片付けもあまりしないのに、仕事だと思うと不思議とできる」とか、結構共感できるような描写が多い。
 私のような薄情な人間からすれば、おせっかいとも思えるものの、大抵の事件が(他者の)人生や生命に大きく関わる事でもあるし、他人に興味の薄い現代人としては異質かも知れませんが、人としておかしいという程ではないでしょう。


 作品のテーマが面白いです。
 1の神隠しモノやダム底の人魚みたいなベタなモノでも、周辺事情に気を使った設定なので新鮮…というか、生活への摺り合わせが上手いので親身になれる(?)とでもいうのか…。

 2で登場した、一人しかいない双子は、前世の記憶に引き摺られて夢遊病のような症状を起こす少年の話でした。「自分は死んでると思ってた」なんて、生半な発想で生まれる言葉じゃないでしょう(褒めてます)

 3では、半透明の少年を前にして、主人公の言った「あなた、本当に幽霊なの? 私、霊感とか無いんだけど…」というセリフのボケっぷりが笑えました。
 半透明のモノは見たことがあるけど、それは幽霊じゃなかったということなのか…。


 この物語、予知能力者や霊能者(我流降霊術)がでて来るのに、極めて日常なままストーリーが進行します。
 影で主人公達を狙う謎の組織や、他能力者達との手に汗握る熱いバトルとかは一切無し。

 彼女の日常には、不思議は当たり前のように組み込まれているのでしょうね。



 私が好む小説では珍しく、漫画化もアニメ化も難しそうな和やか系ストーリーですね。
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プロフィール

死に神さん

Author:死に神さん
1985年2月16日生まれ。
A型。

好きなゲーム:WAシリーズ、B/Mシリーズ、SRWシリーズ、アトリエシリーズ、RCDシリーズ(GD含む)、OZ(コナミ) 絶体絶命都市2
 古いのでは超攻合神サーディオン、LIVE A LIVE、新世代ロボット戦記BRAVR SAGA、等。 

好きな漫画:どろ高、ランドリオール、+C、シューピアリア、Pumpkin Scisssors 、篠原烏童作品全般、Petshop of Horrors、イレブンソウル、スーパードクターK、ジエンド、藤田和日郎作品全般、究極超人あーる、他。

好きな小説:榊一郎作品全般、佐々原史緒作品全般、神様の用意してくれた場所、狼と香辛料、鋼殻のレギオス、空と月の王、やおろず、影執事マルク、聖工の末裔、他。




 迷惑コメントが間々ある為、コメントにhttp//を含む場合は弾かれるようにしてみました。

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