--------(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2008-11-09(Sun)

ノルカソルカ 短編集

 サウンドノベルはゲームよりも小説カテゴリなんじゃないかと思いつつある今日この頃…。
 それはそうと、待望のノルカソルカ短編集が!

 後は年末までにフリークス・ラウンジの最終話がダウンロードできれば、2008年のフリーゲーム事情に悔いが無くなるんですがねぇ…。

 感想。

 今回も、『ナツマツリ』という短編だけは強制的に一番最初に見る事になり、その後は見たいストーリーを選択する方式です。
 追加されるのは妖怪達の過去を描いた短編である『雪桜』『縁側の猫』『狐の嫁入り』『婆捨て山』『逢魔ヶ刻』

 それらを全部見終わると、本編のアフターストーリーである『アマツカゼ』が解禁になります。

 幸(しあわ)関連というか、現代編はカタカナタイトルですね。
 


 
 テコ入れの為の短編集だけあって、本編見てなければ良く分からない話があります。
 しかし『縁側の猫』以外の、妖怪達の過去編はきちんと単独で話になってますね。 悲劇としてなら。
 …一応、『雪桜』『狐の嫁入り』は微妙にリンクしてるっぽいです。

 どうも、これにおいての妖怪というものは、基本的に、畏怖された人間を核にして生まれる存在らしいです。
 理由は、「人の世には、人しか居ないから」。
 つまり、人の世に妖怪が現れるなら、それは人が成るしかない、と。

 …理屈……なんだろうか?(汗)
 なんか、Fateのアンリマユとか、月姫のワラキアの夜とか、それ系の香り…。
 千変挽歌百不思議送電塔のミメイでは、人間の想像や認識から生まれたり、それによってを保つというだけで、既存生物の化生ではない設定でしたが。

 後者の方が怖いんですよね。 …コピーができるから。
 そう考えるとワラキアの夜はこっち寄りなのか…。
 元人間というよりも、ある人物を元ネタにした怪人という認識なのでしょうか…?(全然知らない)

 しかし、猫又については完璧に猫っぽいですね。
 一から物語から生まれたのではなく、猫が、噂通りの能力を手に入れた感じ?


 私が一番好きなのは、『婆捨て山』ですね。

 目目連の過去編。
 主人公はかなり破天荒なオッサンですが、妙に義理人情とかあって良かったです。
 全てが一貫して『いい人』、『悪い人』というのは居ないのでしょうが、この、荒くれにも一抹の思い遣り的な話の運びが面白い。

 いや、トータルすれば間違いなく悪人なんですがね、このオッサン。

 婆様は問答無用で好きなキャラ。 自分はババコン(何ソレ?)なのかと疑う程に、老婆キャラは気に入る率が高いです。


 ただ、『逢魔ヶ刻』に登場する村人達には納得がいきません。
 天狗の過去編で、山伏に育てられた子供(天狗)が村の子供と仲良くなって、疫病に怯える村を救おうと頑張った話なのですが…。

 知識の無い人間に井戸水が疫病の原因だと、子供の口から伝えられて納得するかというのは、迷信が信じられる時代にどうなのかという話なので仕方ないとして(ミもフタも…)、勘違いの末に村人総出で天狗を殺しておきながら、天狗が遺した薬草で疫病が鎮まったからと、罪悪感から社を作って天狗として祀るのはどうなのか!

 行為自体は咎めまい。
 しかしその結果、天狗は社に括られる妖怪として復活し(同位体ではないにせよ記憶を引き継いでいるなら同じでしょう)、別に願いを叶えられる力を持っている訳でもないのに崇め奉られ、希われて、「自分は、頼られても誰も救えない」と延々根暗に悩み続ける羽目になるのです。

 結果的に無茶苦茶恩を仇で返されてるッ!!

 余計なお世話とかそんな域は軽く超越してますね。
 罪滅ぼしの為に余計苦しめてなんとするのか!
 …事情を知らなければ、仕方無いのかもしれませんが。

 しかし、その出自はともかく、妖怪なんかが存在している世界で、見当違いに悪霊払いとか言ってるインチキ巫女が許せない。
 妖怪が居るなら、巫女もそれなりの能力を持ってるべきです。
 何の効果も無い祈祷で生計を立てられていたのかと思うと、吊るし上げにされないのが許せない。
 人一人殺しておいて、軽い罪悪感のみとは…せめて指を詰めろ(マテ)

 現実には、安心を金で売る職業だったのでしょうがね、神主とか坊さんとか。
 でも、ファンタジーに登場するファンタジーな職業は、それで済まされちゃいかんでしょう。




 …しかし、恐れや不安が異端者を核として妖怪になるのなら、信仰や畏敬が人を核として神仏となる事は無かったのでしょうかねぇ、この世界。
 都合の良い福の神的な運勢向上能力とかそういうの。 座敷童みたいな? 微妙に猫又はそれっぽいですが。

 信じるだけで生まれるというのなら、人が純粋に幸せばかりを願っていれば、妖怪的な存在も良いものばかりになって、何もかもが丸々納まるんじゃなかろうか?
 そうはならないのが面白いですが、むしろ福々と信じられた存在が、掌を返すように嫌悪されて妖怪になるのも面白そう。 持ち上げて落とすのはイロイロの基本ですよね(オイ)
スポンサーサイト

Comment form

管理者にだけメッセージを送る

Comment

プロフィール

死に神さん

Author:死に神さん
1985年2月16日生まれ。
A型。

好きなゲーム:WAシリーズ、B/Mシリーズ、SRWシリーズ、アトリエシリーズ、RCDシリーズ(GD含む)、OZ(コナミ) 絶体絶命都市2
 古いのでは超攻合神サーディオン、LIVE A LIVE、新世代ロボット戦記BRAVR SAGA、等。 

好きな漫画:どろ高、ランドリオール、+C、シューピアリア、Pumpkin Scisssors 、篠原烏童作品全般、Petshop of Horrors、イレブンソウル、スーパードクターK、ジエンド、藤田和日郎作品全般、究極超人あーる、他。

好きな小説:榊一郎作品全般、佐々原史緒作品全般、神様の用意してくれた場所、狼と香辛料、鋼殻のレギオス、空と月の王、やおろず、影執事マルク、聖工の末裔、他。




 迷惑コメントが間々ある為、コメントにhttp//を含む場合は弾かれるようにしてみました。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
リンク
応援してるモノ
あの、素晴らしい  をもう一度/再装版
 自転車創業さん最新作。

FC2Ad

Powered by FC2 Blog

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。